松田文登の経歴がすごい！高校時代がなければヘラルボニーはなかった？

松田文登さんは、株式会社ヘラルボニーの代表取締役副社長として、双子の弟、崇弥さんと障害のあるアーティストの才能を広める活動を行っています。

松田さんの経歴は建設業界での経験や大学での学び、そして兄の翔太さんとの深い絆によって形作られました。

特に、高校時代の経験が人生に大きな転機をもたらし、ヘラルボニー設立の原動力となったことが大きいと言います。

この記事では、松田文登さんについての経歴とその背景を紹介します！

松田文登の経歴がすごい！

松田文登さんの経歴は多岐にわたり、その豊富な経験が現在の活動に直結しています。

東北学院大学の共生社会経済学科を卒業。

他者を尊重し、ともに高め合う社会経済の構築。

経済システムの仕組みを学ぶとともに、世代や民族、文化など、異なる人々への理解を深め、
共に生きる社会の実現を実践できる人材を育成します。

引用-東北学院大学共生社会経済学科

卒業後は大手建設会社に入社し、被災地の再建に従事。

その後、双子の弟である松田崇弥さんと共に、障害者アートを社会に広めるために『株式会社ヘラルボニー』を設立しました。

文登さんのキャリアには、社会への貢献という強い信念が一貫して見られます。

高校時代がなければヘラルボニーはなかった？

松田文登さんの人生における大きな転機は、高校時代に訪れました。

中学時代は、4歳上の兄である翔太さんの存在や障害に対する社会の偏見に苦しみ、周囲の目を気にしていた時期でした。

特に、自閉症スペクトラムを指す『スペ』という言葉が学校内で差別的に使われており、松田さんは兄の存在を隠そうとする葛藤に苦しんでいたのです。

中学時代の葛藤と変化への決意

中学時代、文登さんはその葛藤を解決するため、意外な行動に出ました。

差別する不良グループとあえて関わりを持ち、弟の崇弥さんと共に仲間になることで差別的な言動を避ける道を選んだのです。

しかし、その結果、文登さん次第に授業に出なくなり、自己崩壊のような状況に陥っていきました。

中学3年生の頃には、学校生活が完全に乱れ、成績も低迷していました。

文登さん自身が「人格が破綻しかけていた」と語るように、この時期の松田さんは自分自身を見失いかけていました。

卓球が導いた高校生活の再起

このような混乱の中で、文登さんを救ったのは卓球というスポーツでした。

卓球を続けていたことがきっかけで、遠く離れた卓球の強豪校、岩手県立大野高校への進学が決まりました。

高校に入学すると、松田さんは厳しい規律の下で卓球部に所属し、坊主頭になり、まったく新しい環境で心機一転を図ります。

この高校時代が、大きな再生の場となり、それまでの自分をリセットすることができたのです。

文登さんはこの経験を振り返り、「高校がなければ、今の自分も、そして『ヘラルボニー』も存在しなかった」と語っています。

文登さんだけでなく、同じ高校に通っていた弟の崇弥さんにとっても人生の転機でした。

松田文登結婚はしてるの？

サジェストに結婚というワードが出てきます。

気になる方も多いのですね！

松田文登さんは結婚しています。

代表・松田崇弥の独断ですが、大変めでたいことがありました。副代表・松田文登が入籍したことをご報告します！！

双子の結婚は、自分のことのように（ほぼ自分だけど）うれしい！！

２０１９年からは現在の会社を退社し正式ジョイン。ヘラルボニーにとってのサンタさんです。

メリークリスマス！！ pic.twitter.com/V5O5qEzZTg
— 松田崇弥・文登【ヘラルボニー / HERALBONY｜双子起業家】 (@heralbony_twins) December 24, 2018

隣の方が奥様でしょうか。

美しい方ですね！

松田文登wiki経歴プロフィール

画像引用:HERALBONY

松田文登プロフィール
名前	松田文登まつだふみと
生年月日	1991年5月8日
年齢	33歳
出身地	岩手県
出身高校	岩手県立大野高校
出身大学	東北学院大学共生社会経済学科
役職	株式会社ヘラルボニー代表取締役副社長

松田文登さんは1991年、岩手県に生まれ、東北学院大学の共生社会経済学科を卒業後、大手建設会社に就職し、被災地の再建に従事。

その後、双子の弟である松田崇弥さんと共に、障害者アートを広める「株式会社ヘラルボニー」設立。

障害者福祉に対する深い理解と、社会貢献への強い意欲が文登さんのキャリアに貫かれています。

Forbes「30 Under 30 Asia」に選出されています。