2023年12月1日北海道各地で低緯度オーロラが観測された!
と言っても低緯度オーロラを初めて聞いた。
でもオーロラは昔からの憧れ!!
そもそも低緯度オーロラって?
低緯度オーロラとは
低緯度オーロラは、北極や南極以外の地域でも見られる特別な光景。
その名の通り高緯度ではなく低緯度で見られるオーロラ。
北海道などで観測され、美しい赤い光に発光する傾向がある。
『磁気嵐」と呼ばれる地磁気擾乱が激しく起きた時に低緯度で観測される!
低緯度オーロラの特徴
低緯度オーロラは赤やピンク色に見える特徴があります。
高度と色の関係
オーロラの場合、高度によって色が変わります。
高度150km以上が赤色
高度100~200kmが緑色
高度90~120kmが青色と考えられています。
※オーロラが光るのは、高度80~600km付近。なかでも100~300kmが最もよく光るそうです。
高度が赤なのに、低緯度でも赤?
高緯度地域で見られる赤いオーロラ
しかし、低緯度地域でも太陽風が強くなると、赤いオーロラが見られることがある。
これは、太陽風のエネルギーが十分に強く、酸素分子が大気中で舞い上がり、赤い光を放出するからです。
太陽風の強さと大気の条件が揃うと、低緯度地域でも美しい赤いオーロラが現れる。
なるほど。
オーロラと低緯度オーロラの違い
オーロラは極地で見られる美しい光景で、荷電粒子が大気とぶつかって輝くもの。
低緯度オーロラは極域から遠く離れた場所でも見られ、特に赤い光が特徴。
太陽風の力が強くなると、地球上の低い場所でも酸素とぶつかって美しい赤いオーロラが生まれます。
オーロラは極地で光る自然な輝きで、低緯度オーロラはその中でも赤いオーロラが楽しめる
今回のように北海道でも見られる
低緯度オーロラの観測チャンスがある場所
- 網走市
- 陸別町
- 名寄市
- 稚内市
- 紋別郡
- 上川郡
- 幌延町
そんな中でおすすめなのが網走市と陸別町だそうです!
・風がない。
・空気が澄んでて乾燥している。
・放射冷却が起きやすい時。
など条件が揃った時に見ることができるそうです。
X-KAGAYA今、北海道でオーロラの撮影に成功しました。
— KAGAYA (@KAGAYA_11949) December 1, 2023
北の空低く、肉眼でもほのかに見えていました。
磁気嵐の予報をみて、急遽北海道に来たところでした。
(北海道網走郡にて撮影) pic.twitter.com/aNW5YFPTfJ
北海道でオーロラが観測できる時期
研究の第一人者、名古屋大学の塩川和夫塩川先生によると
「正確な日時や時期を予言することはできない」とのことですがそのヒントはあるそうです!
太陽での大規模フレアの発生
NHK
こちらは、NASAの人工衛星が特殊なカメラで撮影した太陽の写真。
このなかで、緑白色の光が飛び出しているのが、太陽フレア=太陽表面での爆発です。
この爆発が起きると、太陽からプラズマが放出され、2~3日後に地球へと届きます。
そして、地球の正面で、大規模な太陽フレアが発生したときこそ、北海道でオーロラが観測されるかもしれないというんです。
9月〜4月の寒い時期の夜にオーロラが発生しているようです。
オーロラの魅力
オーロラは自然が織り成す神秘的な光。
夜空に広がる幻想的な色と輝き、踊るような動き。
大自然のアート作品。
オーロラの下で時間はゆっくりと流れ、自分も自然の一部と感じる瞬間。
見た事ないけど。。
宇宙と地球の神秘!!
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